ゴミを減らしたい。
生ごみを捨てる時は紙に包んでビニール袋に入れて…かさばるし重いし。
色々調べた結果、コンポストにたどり着きました。
ベランダでコンポスト
最初に目にしたのは乾燥式生ごみ処理機。生ごみを温風でカラカラに乾燥させるものです。手軽で魅力的なのですが結構なお値段。
迷っていたところ、「生ごみ処理機購入助成制度」があることを知りました!
お住まいの地区でこの制度があるかどうか確認することが出来ます↓
https://house.goo.ne.jp/sp/kurashi/namagomishori/
私の住んでいる区は購入助成はありませんでした〜(´Д` )
そこで格安で電気も使わずベランダでも出来る段ボールコンポストをやってみることにしました(ง°̀ロ°́)ง
ダンボールコンポストとは
https://www.city.matsusaka.mie.jp/uploaded/attachment/31305.pdf
ダンボールコンポストとは、ダンボール箱を利用した生ごみ処理容器のこと。 ダンボールに入れた基材(ピートモスなど)と生ごみを入れ堆肥を作ります。 ダンボールは通気性が良いため、基材の水分の調節や、微生物に必要な空気(酸素)を通すことに適しています。
作り方
ダイソーで購入した蓋付ダンボール、ホームセンターで購入したピートモスともみがらくん炭。
補強のため2重にします。
底も2重になる様にカットしたダンボールを敷きます。虫が入り込まないようにアルミテープを貼りました。
ふたを切ります。柄の四角いラインがちょうど良かった。
洗濯ネットをふたに被せます。
ふたを使わずに大きな洗濯ネットや布をすっぽり被せる方法もありますが、この方が開け閉めが楽かと思いまして(´∀`=)
ピートモス3に対してもみがらくん炭を2の割合で入れます。お米の研ぎ汁も入れました。
握ったら塊が出来つつホロっと崩れる感じ。これで準備OK♡
経過
このコンポストを始めたのが2月。寒さで発酵が進まず、やり方があっているのか不安でした。
初めて入れた生ごみは八朔の皮や野菜の切れ端。よく混ぜます。
期限が1年近く切れた(゚∀゚)ドライイースト。
八朔とバナナの皮を追加。都度よく混ぜます。
発酵を促すために米ぬかを投入。フリマサイトで購入しました(ง°̀ロ°́)ง
麦茶に卵焼きに長ネギ。麦茶の袋は除いて中身だけ。
1日に500gが目安です。色々試してみたくて豆腐も入れました。さつまいもの皮にごぼうにシメジ。油も良いと知り、マヨネーズを入れたりもしました。空気を含ませるために都度よく混ぜます。
そして4月末。いつものようにかき混ぜようと、ふたを開けたらカビが(゚∀゚)!
白いカビは良いカビです(ง°̀ロ°́)ง
順調に来ているようです。
お鍋の残った汁も投入。流しに捨てるのに抵抗を感じていたのでなんか嬉しい。
そして5月末。ふたを開けるとモワッと暖かい。測ってみたら40℃!良い感じです(^^)
堆肥化
3ヶ月から半年を目安に、生ごみの投入をやめます。この時点では、まだ堆肥ではありません。
未熟な堆肥を土の中に入れると、土の中で熟成がはじまり、植物の根を傷めることがあります。
熟成のためにコンポストが使えなくなるのでもう1個作りました(´∀`=)同じ100均の段ボールを使用。今度はアルミテープでなくビニールテープ。
ワイヤーネットにコロコロをつけたものの上に乗せています。風通しが良くなるし、移動も楽。
まだ形が残ってるゴミを新しいコンポストに移しました。
1週間に1回程度1リットルから2リットルの水分を加え、基材全体をよく混ぜて分解を促進します。
熟成期間は、夏期で2週間から1か月、冬期で1か月から2か月程度で、生ごみの形がなくなり、水分を加えても温度の上昇がなければ熟成完了です。
出来た生ごみの堆肥は土に3から4に対して堆肥を1の割合で使うと良いそうです。
おわりに
ベランダで手軽に出来るダンボールコンポスト。
家庭菜園も楽しんでいますが、コンポストの経過観察も楽しみの一つになっています(ง°̀ロ°́)ง
ゴミを入れない日でも毎日かき混ぜています(^^)
嫌な臭いもしないし、虫もわいていません。
市販のものを使えば直ぐにでも始められます。
ゴミが軽くなって快適ですよ♡
コンポストに虫はいないけど、プランターにはコバエがブンブンしています。